パソコン経理の時代に帳簿の勉強が必要な理由

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みなさんこんにちは。
Net-School@うめだStudyの村松です。

パソコンが普及し、会計処理を自動的にやってくれる時代になってから久しいですね。
最近では、スマホでレシートの写真を撮るだけで、会計処理ができてしまうアプリも出てきています。
技術の進歩というのはすごいものがありますね。

パソコンが登場するまでは、鉛筆で帳面を付けてそれを電卓で集計していました。
もう少し前にさかのぼると電卓もなく、そろばんが主流でした。
まさに手計算という感じですね。
その時代は大きな会社であっても手計算ですべて集計していたのですから、その労力たるや想像を絶するものだったに違いありません。

「シンドラーのリスト」とう名作映画を見たときに、帳簿係として登場するユダヤ人の経理士が帳面を付けて手集計している姿から、その大変さが伝わってきました。
この映画は実話を元に作られており、主人公のシンドラーがヒトラー支配下のドイツの収容所から多くのユダヤ人を救出する際に、この帳簿係が重要な役割を果たすことになります。
いい映画なのでおすすめです。

映画の話はこれくらいにして、話を現実に戻します。
パソコンで自動的に会計処理ができるようになると聞けば、会計の知識がまったく無くてもできるような気がしますよね。
最近の会計ソフトは仕訳の知識がなくても日々の簡単な取引であれば、ある程度入力できるようなアシスト機能がついています。
しかし、その入力が正しのかどうかはどうやって判断するのでしょうか?
もちろん、金額を入れるところに文字を入れたというような、単純な入力ミスであればエラーと判断してくれます。
でも、金額を間違えて入力したり、違う勘定科目で入力してしまった場合には指摘してくれません。
間違った入力に気づかないまま集計すれば、間違った決算書が自動的に作成されます。
パソコンは指示した通りの処理しかできないため、間違った指示を与えるとそのまま間違った結果が返ってくるのです。
間違った決算書で税務申告すれば、思わぬ追徴課税を受けることもあります。l

このようなことにならないためには、やはり簿記の仕組みやルールを知っておかなければなりません。
会計ソフトは単なる道具です。それを使いこなす能力がなければ、優秀な会計ソフトも宝の持ち腐れになってしまいます。
憧れの車に乗るためには、まず車の乗り方を勉強しなければならないというわけです。

会計ソフトを使うために必要な会計知識の入口になるのが、日商簿記3級検定です。
簿記会計の仕組みから日々の取引仕訳、決算処理まで簿記の基本が一通り学べます。
会計初心者の方は、まず日商簿記3級から挑戦することをオススメします。

内容は昔ながらの帳簿記入を元にしており、集計は電卓などを使って手計算で行います。
めんどくさいような気がしますが、手計算だからこそ簿記の仕組みがよーく分かるんです。
実際に紙に書いて勉強することで、仕訳の意味や決算整理の意味が分かるようになります。
すると、今まではブラックボックスだった会計ソフトが、内部でどんな処理をしているのかが手に取るように分かるようになるんです。

簿記が分かると、正しく入力することができるようになります。
日々の取引の入力がとてもスムーズに自信を持って行えます。
とは言っても入力するのは人間ですから、たまには間違えることもあります。
間違えたときには気づいた段階で、何をどう間違えたか考え、修正することができたらスゴいと思いませんか?
日商簿記3級を学習することで、その基本能力が身につくんです。

コンピュータ経理の時代に帳簿の勉強が必要な理由、お分かりいただけましたでしょうか?

うめスタでは、日商簿記3級を暗記ではなく理解して学習することを重視しています。
そうでないと間違いを見つけたり、正しい処理に修正したりできないからです。
ただ合格するだけではなく、使える知識にしていただきたいと思っています。
簿記を勉強してみようかなと思った方は、いつでもご相談会・説明会にお越し下さい。
電話やメールでも大丈夫です。

ではまた。

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